レントゲンの見方

治療の主人公である患者さまは、ご自分のレントゲン写真を
正しく見られる視点を持つことがとても大切です。

レントゲン写真は、あなたのお口の中で今どんなことが起こっているのか、正確に教えてくれることでしょう。

パノラマレントゲン写真

これは患者さまのパノラマレントゲン写真です。

この写真を見て、ご自身で「ああ、ここは骨が溶け始めているな」とはっきり分るようになってきます。そのための「お勉強」の時間を少し私に下さい。

ご自身の骨の状態をご自身で正しく理解できるようになる

吉本歯科医院では、患者さまに、ご自身のレントゲン写真の見方をお教えしております。

日本全国どこを探しても、患者さんご自身にご自分のレントゲン写真の見方を教え、ご自分の骨の状態がどこまで溶けているのか、一体いつまで抜かずにおいておけるのか、などを「自分で見れる」ようにまでお伝えしている歯科医院はどこにもないと思います。

私が、患者さんご自身に、ご自分のレントゲン写真だけでも「キチンと見られる視点」を持って頂きたいという思いを持つに至ったには実は理由があります。

「なぜ、こんなになるまでほうっておいたんですか」

「こんなひどい状態になるまでわからなかったんですか」

「もう少し早く来てくれたら・・・・」

私は、「何とかして欲しい」と吉本歯科医院に駆け込んでくださった患者さまのお口を拝見するたびに心の中で、日々心の中でこんな声を叫んでいます。

もし、患者さんご自身でご自分のレントゲンを見ることができたらなら、

もし、患者さんご自身がきちんとした知識を持って「レントゲンを見られる診断力」を身につけることができていたなら、

こんなにひどい状態になるまで「ほうっておく」ということは絶対にできなかったはずです。

私は、患者さん自信が「歯科医師にすべておまかせ」という姿勢ではなく、ご自分でご自分が一体どんな状態かをわかることが、自分の健康は自分で守る、ということに繋がると思っています。

ご自分でご自分の歯の状態がわからない、レントゲンの見方がわからないことの弊害は以下のようなことです。

  1. 実際に、口の中でどんな治療を歯科医師が行なっているのかわからない
  2. 自分の骨がどんな状態かもわからない
  3. 到底出来もしないことを無理に歯科医師に強要する
  4. どんどん骨が溶けてなくなっているにもかかわらず、なくなってから入れ歯かインプラントでもすればいいと安易に考えている。

ご自身のその目で、ご自分のレントゲン写真を正しく見られる視点を持ち、ご自身の歯を支える骨がどの程度残っているのか、厚さはどうか、強度はどうか、一体どの程度の歯周病が進行しているのか、など、そのすべてをご自身で確認することができた時、一体どういうことが起こるでしょう?

患者さんは、治療のすべてを歯科医師のいいなりにならずにすみ、ご自身で本当に納得して、治療方法を選択することができるのです。1年後にもう一度レントゲン写真を撮影し、見ることによって現状を維持できているのか?悪化しつづけているのか?このままではいけないということに気づくことが出来るようになるのです。

もうすでに骨がどろどろになって溶けてしまってから気がついたのではもう遅いのです。

最悪の状況になってはじめて気がつく、歯医者に行く、では、手遅れなのだということをご自身で気がついて欲しいのです。

吉本歯科医院に「なんとかして欲しい」と駆け込んでくださる患者さまはみなさん同じようにおっしゃいます。

「そういえば、歯を早く抜いた方がいいと、言われたことがある」

「でも、抜きたくなかったのでほうっておいた」

その結果・・・・恐ろしいことが待っていた・・・。

こんな流れで私のところにお越しになられる患者さまが本当に多いのです。

それはそのことの重要性を治療の主人公である患者さまご自身が認識できなかった、また、歯科医師がその重要性をきちんとご本人にお伝えしていなかった、ということが原因です。

まさか、はでこんなに苦しむことになるとは、思ってもいなかったし、想像もしなかった、ということです。

こんな患者さまもいらっしゃいました。

「ある日突然、歯がグラグラとしてきた」ということで、歯医者に行きました。

「歯周病が進行しているので、その歯はもう抜くしかないです」と宣告されました。

患者さまはどうしてもその「歯を抜く」という現実が嫌でした。

「歯を抜かないといけない」という現実と向き合うことがどれだけおつらいことか、そのお気持ちはよくわかります。

この患者さまは、歯がグラグラしていても、まあ食事もできないことはないし、しばらくほうっておこう、ということでその歯を放置しておきました。

そして、もうどうしようもなくグラグラとして、ものが噛めなくなってはじめて吉本歯科医院の扉を開かれました。

そして、お口の状態を拝見させて頂いた時、どういうことが起こっていたかといえば

歯を支える骨はドロドロに溶け、ほとんど骨はありません。

そればかりか、両隣の健康な歯にまで歯周病菌がうつり、残念ながら両隣の骨を支える骨まで溶けはじめています。

さらに、鼻と口の境目の骨まで溶け始めており、この患者さまは「食べたものが鼻から出てくることがある」という状態にまでなってしまっていました。

鼻と口は当然繋がっていますので、骨も当然繋がっているわけです。

おわかりになりますでしょうか?

どれほど治療に対する重要性、「歯を抜く」適正な時期の見極めが大事か。

こういったことは、歯科医師におまかせではなく、快適な人生を生きる主人公である患者さまご自身が、ご自分でご自分の診断がある程度できる知識を持つことが必要なのだと私は思うのです。

誰しも、その人生を健康で快適に過ごしたいものです。

そう考えたときに、「歯」は、あなたの体の手や足、目、と同じように大事な器官なのです。

歯は「ただ、ものを噛み潰すだけのもの」ではありません。

きちんとした歯で、そして咬み合わせで、ものを噛める、ということはそれだけで全身のバランスを整えることができます。

私は歯ほど大事なものはない、と信じています。

ここからの文章は吉本歯科医院のカウンセラーが日々患者さまにお話していることをブログに紹介した文章です。この文章が患者さまに非常に好評で分りやすかったとのコメントをたくさん頂きましたのでそのまま掲載させていただきます。

歯医者さんでのレントゲン写真の見方(その1)

はっきり言って、なかなかわかりづらいですよね。

いわゆる「白黒写真」ですし、「ここが虫歯です」とご説明しても、一般の方には「はあ・・・ええ・・・」という感じで首をかしげながら見ていらっしゃいます。

話は変わりますが、3年前他界した私の父が病院でレントゲンを撮ったとき医師が

「ここ影みえるでしょ、これは肺ガンです」っていわれたのですが、よく分かりませんでした。レントゲン写真は見慣れているはずなのに・・・。

「...そうか、歯のレントゲンを見る患者様も、同じ経験をされているんだ...」

と思いました。

ちょっと、わかりづらいかもしれませんが、私のレントゲン写真などを見ながら、少しレッスンしてみましょう。

まず、歯科のレントゲンでは、

  1. かたい物が白く写る
  2. かたくない(穴が空いているとか、骨がないとか)ところは黒く写ります。

歯科のレントゲン

口の中でのかたいものとは歯・骨・金属の詰め物などです。

かたくない物とは虫歯、根の中にある神経・病変などなどです。

また、レントゲン写真からは肉眼では見えない歯茎(はぐき)の中が分かります。

さて、上記のレントゲンで解説しましょう。

これは左下の奥歯です。印を付けている歯は6歳臼歯(きゅうし)といい、その名のとおり、6歳頃に生えてくる歯です。

歯茎の中(骨)には根っこが二つ見えてます。

奥歯は強く噛むために根っこが数本ありしっかりしています。

ここでは根っこが二股大根のように二本ありますね。

根っこの周りに白くぶつぶつのように見えるのが骨です。

根っこが二股に分かれているところの間が黒くみえますね。奥歯との間も黒く見えますね。

ようするにそこは骨吸収が起こっています。

《骨吸収...破骨細胞によって、弾力や固さを失ってしまった古い骨が分解され、壊されていくことです。
一方、新しく骨がつくられることを骨形成といい、骨はこの吸収&形成を絶えず繰り返しています。加齢などにより両者のバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回るようになると、骨量が減ります》

ここで...、歯って何で一体何で支えられていると思います?

答えは骨です。

例えば畑に大根が植わっているとします。

大根の周りの土が少ないと大根は倒れ、最後は自然に抜けますよね。

歯も同じで支えてる物が少なくなると歯茎もやせ、ガタガタしてきて最後は抜けてしまいます。

ご参考までに、私の歯の写真も見てみましょう。

2本の前歯のはっきりした白いものは、セラミック人工歯です。

向かって右側の奥歯2本が倒れるようにあるのがよくわかります。

...ちなみに、これを抜いて、ただいまインプラントで治療しています。

インプラントで治療

歯が骨から抜けたままにしておくと、このように手前に倒れてきます。

そうなると噛むことができなくなり左と右など全体のかみ合わせのバランスが崩れてきます。

で、恐がりの私は数年ほっといていたため左ではほとんど噛めていませんでした(反省(>_<)

というわけで、今回これではダメだ!どんどん崩れると思いインプラント治療をしました。

インプラントで治療

向かって右下に見える白いのがインプラントです。

手術から約2ヶ月今はなにもせずただただインプラントが自分の骨とくっつくのを待つだけです。(*^_^*)

歯医者さんでのレントゲン写真の見方(その2)

一回見ただけでは、やっぱりお分かりになりにくいですよね?

くどいようですが、今日もまたレントゲンについて書きますね(^^;)

なぜ、患者さんにレントゲンの見方を覚えて頂きたいかというと、私は毎日たくさんの患者さんにカウンセリングをさせていただいています。

その時に必ずレントゲン写真を見ながらお話するのですが、多くの患者さんは「今まで歯医者へ行ってこんな写真撮ったけどここまで説明してもらったことはない」とおっしゃいます。

そうですよね。

歯医者に行く時ってだいたいが何かの原因で歯が痛いとか歯石を取りたいとかですよね。

一般的な歯科医院では患者さんが言われるとこだけの治療のみで終了というところも多いと思います。

たとえ全体が写る歯科用のパノラマレントゲン写真を撮ったとしてもその部分だけの説明をする。

でもよく考えてみると、レントゲン1枚の中にはいろんな診断の情報が診えます。

肉眼では見えない歯ぐきの中の骨、むし歯、あご(顎)の骨など、今、症状はでてない場所だけど、今の自分の状態がどうなのか知ることが重要じゃないでしょうか?

だってレントゲン1枚だって費用はかかっているのだから・・・

せっかく撮るのですから患者さんが自分で医師に質問できるぐらいになればいいなと思うのです。

当医院の院長吉本は「患者さん自身が悪くなっているところが分かることが大事だ」と言う考えなので、吉本歯科では常に研修をしてカウンセラー、衛生士、受付全てのスタッフが患者さんへのパノラマレントゲン写真の説明をできるようにしています。

あまり詳しく説明するのでドクターですか?と聞かれることもあります(笑)。

例えばむし歯にしても大きさによってレントゲンに写っている黒い影が違います。

患者さんは、むし歯は、すぐ削らないといけないと思っている方が多いです。

しかし削らない、進行しないむし歯もあるのです。

でも、むし歯よりも怖いのが歯周病や噛み合せが原因で歯槽骨(歯を支えている骨)がなくなることです。

特に{噛み合せが原因で骨吸収が起こる}ことを患者さん自身が分かるはずはありません。なぜなら症状がでないからです。

歯周病は歯ぐきが腫れたり、出血したりと痛みの症状がでます。

しかし、噛み合せが原因で痛みがでることは、あまりありません。

そこで早期発見できるのがレントゲン写真なのです。

症例1 上下前歯の骨吸収
症例1 上下前歯の骨吸収

解説・・Aさんのレントゲン写真を見てみましょう↑

左右の下の奥歯がなく、上下の前歯の骨が少なくなっています。

Aさんは、初め下の前歯の隙間が気になる。

奥に入れ歯を入れたいとおっしゃいました。

レントゲン写真で説明させて頂いた時、前歯の骨が無くなっているとは、思いもよらなかったようで、それが「かみ合わせ」が原因なんて全く予想外だったようです。

そうですよね。歯が骨で支えられているとか、かみ合わせの負担で骨が少なくなるなんて考えられないですよね・・・・

ほとんどの患者さんがご存知ないように思います。

そこで

当医院では、レントゲン写真を見ながら、今のお口の中の現状を必ずお話させて頂くようにしています。治療する、しないに関係なく・・・現状を知っていただくことによって患者さんの歯に対する意識が変わると思うのです。

~当医院の院長の診断~

「かみ合せ」と「歯周病」と「奥歯に歯がないこと」の三つの事由が要因ではないかと思われました。

1.「かみ合わせ」

本来、物をかむ歯は、奥歯(4番、5番、6番、7番)です。前歯は噛み切るぐらいです。しかしAさんのように両方の奥歯がないと食事をする時には、前歯で、かんでしまいます。

前歯は細い根っこなので物を噛むためにつかっていると負担がかかりすぎてしまいます。

2.「歯周病」

歯周病菌などの悪玉菌が歯の表面に付き歯槽骨(根の支えの骨)を溶かしていく。

3.「奥歯が抜けている」

歯は左右の隣の歯とあたっているからそれ程ずらされません。

Aさんのように奥にスペースがあると歯は動きやすくなり前歯に隙間ができたり歯が斜めになったりします。

~当医院の治療~

マウスピース矯正で歯を揃え、その後、奥に入れ歯を入れました。

このように、レントゲン写真が導きだせることは本当にたくさんあるのです。

患者さんご自身が、ご自分の状態をはっきりと理解することができれば選択できる治療もまた変わってくると思います。

私たち吉本歯科医院では、こうして日々、患者さんに、正しい理解をしていただくためにレントゲン写真の見方をお伝えしています。

わからないことは、どんなことでもご質問下さいね。

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